任天堂、パッチ待ちの「Switch 2」ゲーム販売中止を要請される

リミテッドラン・ゲームズは、ゲームの後方互換性問題を解決するパッチの明確なタイムラインが確定するまで、Gex TrilogyをNintendo Switch 2 eShopから削除するよう任天堂に要請しました。

ソーシャルメディアでの声明で、リミテッドランはパッチの承認が遅れており、その一因として最近の米国の祝日を挙げ、今週中の提供は見込めないと説明しました。暫定措置として、パブリッシャーは任天堂に対し、このゲームをデジタルストアから一時的に引き下げるよう要請しました。

同社は、Switch 1向けに当初リリースされた自社の数タイトルがSwitch 2で互換性の問題に直面したと指摘しました。任天堂による最近のファームウェア更新で大半の影響を受けたゲームの問題は解決されましたが、Gex Trilogyは依然として問題を抱えていました。リミテッドランはこれを解決するパッチを開発し、現在、リリースに向けた承認待ちの状態です。

「ファームウェア修正のタイムラインが依然として不透明なため、私たちは先週、この問題を解決する独自のパッチを提出しました」と、リミテッドランは述べました。「ジュンティーンス（奴隷解放の日）の祝日により、承認が遅れましたが、パッチは来週早々にリリースできる見込みです。

それまでの間、当社は任天堂に対し、Switch 2 eShopからこのゲームを削除するよう要請しました。任天堂と協力してこれらの問題を解決する間、お客様のご忍耐に感謝いたします。」

リミテッドランはまた、プレイヤーに対し、同社のカタログに含まれる他の最近更新されたタイトルが現在正しく機能しているかどうかを確認するよう呼びかけました。これらのゲームのリストは以下の通りです：

Clock Tower: Rewind
Jurassic Park Classic Games Collection
Tomba! Special Edition
River City Girls Zero
A Boy and His Blob Collection
Rocket Knight Adventures
Shantae
Bill & Ted's Excellent Retro Collection
Xtreme Sports
Trip World DX
Felix the Cat
Rendering Ranger R-2: Rewind

Gex Trilogyには、おしゃべりなヤモリが主人公の全3作のプラットフォーマーアドベンチャー、『Gex』、『Gex: Enter the Gecko』、『Gex 3: Deep Cover Gecko』が全て含まれています。元々は1995年に3DOで初登場し、その後オリジナルのPlayStation、セガサターン、PCへ移植されました。続編は1998年と1999年に発売されましたが、それ以降は新作がリリースされておらず、今回のリマスター版は特に期待されていました。本シリーズは、6月16日にPC、PS5、Nintendo Switch、Switch 2、Xbox Series、および前世代コンソール向けに発売されました。

Nintendo Switch 2は350万台を販売するという印象的なスタートを切りましたが、発売週の売上分析では、任天堂が開発していないサードパーティータイトルのパフォーマンスは一様ではないことが示されています。