『バルダーズ・ゲート3』は発売から18ヶ月経った今も信じられないほどの再プレイ性を誇り、ファンたちは2週目、3週目、さらには10週目に没頭している。開発元のラリアン・スタジオがシリーズから離れた今、ハズブロは『バルダーズ・ゲート』の未来を決めるという難題に直面している。幸いなことに、今後の動向についてはそれほど待たされることはなさそうだ。
今週開催されたゲームデベロッパーズ・カンファレンス(GDC)でIGNが行ったインタビューで、ハズブロのデジタルゲーム部門シニアバイスプレジデントであるダン・アユーブ氏は、ラリアン離脱後に複数の関係者が『バルダーズ・ゲート』の遺産を継承することに強い関心を示していることを明かした。
「現在、シリーズの次のステップに向けた計画を最終調整中です」とアユーブ氏は説明した。「実際、ごく近い将来に『バルダーズ・ゲート』に関するエキサイティングな発表があるでしょう」
アユーブ氏は今後の発表が『バルダーズ・ゲート』の完全新作なのか、それとも『マジック:ザ・ギャザリング』とのコラボのようなクロスオーバー作品なのかについては言及しなかったが、『バルダーズ・ゲート4』への個人的な期待を認めつつ、その開発には相当な時間がかかるだろうと述べた。
「確かに難しい立場ではあります」と彼は認めた。「ですが私たちは慎重に進めています——急ぐ必要はありません。複数の創造的な方向性を探りつつ、いくつかの発表の準備を始めているところです」
アユーブ氏は、価値ある後継作を生み出すことへの多大なプレッシャーを強調し、この期待は『バルダーズ・ゲート』に限らず、ハズブロが2023年に発表した全ての『ダンジョンズ&ドラゴンズ』関連ゲームプロジェクトにも及んでいると指摘した。
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「私は創造的な挑戦を歓迎します」とアユーブ氏は語った。「私たちのチームは従来の基準を超える必要があることを認識しているからこそ、境界線を押し広げ、革新的なコンセプトを開発してきました。この継続的な向上こそが全てのプロジェクトにおける私たちの目標です」
アユーブ氏との会話では『マジック:ザ・ギャザリング』や、ハズブロとセイバー・インタラクティブの協業、より広範なゲーム戦略についても話が及んだ。完全版インタビューは来週公開予定なのでお見逃しなく。