アンコール伝統ボードゲーム
アンコールのチェスゲームの第一種類は、カンボジア人にとって「オーク・チャクトラン(អុកចត្រង្គ)」と呼ばれている。
「オーク」という名称は、チェックを行う際にチェス駒とチェス盤が作る音を模したと考えられている。用語やルールに関して、「オーク」とはチェックを意味し、敵のキングをチェックしたプレイヤーがそのことを声に出して言う必要がある。
このゲームは「チャクトラン」とも呼ばれるが、形式としてはインドのサンスクリット語の「チャタランガ(चतुरङ्ग)」に由来している。
国際チェスと同様に、「オーク・チャクトラン」は2人が対戦する必要があるが、カンボジアでは必ずしも1対1ではなく、常に2チームが参加してゲームを行う。このため、すべてのゲームはさらにエキサイティングで楽しくなる。人々、つまりカンボジアの男性たちは、町や村の理髪店やカフェで集まってプレイすることが一般的である。
「チャクトラン」の目的も相手のキングをチェックメイトすることである。最初に先手を行うのはプレイヤー同士の合意によって決まるが、次回のゲームでは通常敗者が先手になる。もし初戦が引き分けとなった場合、その件については再び相互の合意で決定される。
第二のカンボジア式チェスゲームは「レック」である。なお、「レック」ゲームについても参照のこと。