ティム・バートンのバットマン宇宙は、ジョン・ジャクソン・ミラー著、ペンギン・ランダムハウス刊行の小説『バットマン:レザレクション(Batman: Resurrection)』でさらに拡大します。この小説ではバートン版のリドラーが登場し、現在Amazonで予約購入可能です。
ComicBook.comが報じた通り、『バットマン:レザレクション』の続編『バットマン:レボリューション(Batman: Revolution)』(同著者)のストーリーは、1989年の『バットマン』と1992年の『バットマン リターンズ』の間を描きます。ロビン・ウィリアムズ演じるリドラーが登場する予定だったバートンの中止された第3作『バットマン』の構想を取り入れ、『レボリューション』はバートン版ストーリーの続編として刺激的な内容を約束しています。

以下は『バットマン:レボリューション』の公式概要です:
ゴッサムの夏、市全体で祝賀ムードが広がっています。ジョーカーの恐怖支配はついに終わり、市長はマックス・シュレックと提携して大規模な独立記念日イベントを計画中。しかし表向きの平和の裏で、緊張が高まっています。バットマンは敵対するギャングや覆面犯罪者からの脅威の増大に直面。一方、街中では都市の豪華な富の象徴に対する抗議デモが発生します。
この混乱の中心にいるのは、ゴッサム・グローブ紙の一見取るに足らないコピーボーイ、ノーマン・ピンカス。彼は新聞の人気連載「リドル・ミー・ディス」謎解き欄の黒幕でもあります。誰も気づいていませんが、ノーマンは天才で、バットマンより先に警察の未解決事件を匿名で解決してきた経歴の持ち主。正当な評価を受けられず、ノーマンは都市の不満を利用する計画を立て、危険な新同盟を結んでバットマンを脅威的な謎解きゲームに引き込もうとします。リドラーの正体を現したノーマンとバットマンの対決を通じて、ゴッサムの過去に隠された秘密が明らかになり、都市の未来が変わることになるのです。
『バットマン:レボリューション』は2025年10月28日発売予定。Amazonにて予約受付中。
バットマン'89:エコーズ&スーパーマン'78:ザ・メタル・カーテン カバーギャラリー






11枚の画像
DCコミックスも『バットマン'89』(ビリー・ディー・ウィリアムズ風トゥーフェイスとマーロン・ウェイアンズ風ロビン登場の『バットマン リターンズ』続編)や、『バットマン'89:エコーズ』(ジェフ・ゴールドブラム風スケアクロウとマドンナ風ハーレイ・クイン登場)でバートン版宇宙を拡張中。さらにクリストファー・リーブ版スーパーマン映画の続編として『スーパーマン'78』シリーズも2巻刊行されています。
バートン版『バットマン3』や他の実現しなかったDC映画について詳しく知りたい方は、実現しなかったDC映画プロジェクトをご覧ください。